【46】イエローストーン国立公園(Yellowstone National Park):キャニオン地域の景勝地、野花、バイソン(bison)、ウォッシュバーン山(Mount Washburn)、積雪:2012年6月19日(火)、10日目(3)

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写真をクリックすると、写真が別窓で大きくなります。是非、写真を大きくしてご覧ください。

前回は、キャニオン地域のタワー滝(Tower Falls)をパスしたところで終わった。

【今日の計画】
今日は、イエローストーンへ国立公園内の移動日である。北側にあるマンモス・ホテル(Mammoth Hotel、標高1902メートル)から南側のレイク・ホテル(Lake Hotel Lakeside)に行き、3泊する。チェックインは16:30以降である。道筋は、イエローストーンへ国立公園内のタワールーズベルト地域を経由し、ついでキャニオン地域を経由する。タワールーズベルト地域は昨日見たので、通過し、キャニオン地域を散策する計画である。

●早朝、マンモス・ホテル(Mammoth Hotel)のレストランで朝食バフェ。
●午前、マンモス・ホテル(Mammoth Hotel)をチェックアウト。
●昼間、キャニオン地域の見学。
●夕方、レイク・ホテル(Lake Hotel Lakeside)にチェックイン。

【地図】
A:キャニオン地域(CANYON VILLAGE AREA MAP)。(出典:元地図は対話式 Canyon Area Interactive Map – Yellowstone National Park)。
CANYON VILLAGE AREA MAP

【今日の天候】
朝から天気がいい。1日、晴れていた。午後は少し風が強くなった。寒い。

【今日の行動】

今夜の宿泊地であるイエローストーン国立公園・レイク地域のレイクホテル(Lake Yellowstone Hotel)に行く途中、キャニオン地域がある。キャニオン地域を見ながら、移動しようと計画した。キャニオン地域のみどころは、滝だと書いてある。タワールーズベルト地域を通過し、南のキャニオン地域に向かった。

しかし、マサケイは、体調が思わしくない。キャニオン地域のみどころである滝を見ないで、今日の宿泊地・レイク地方のレイクホテルに向かった。

【キャニオン地域の景勝地】
途中、広々とした場所を走る。車を停めて景色を眺める。
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カメラの持ち方が決まってます。
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しかし、寒いわけだ、山の頂が積雪している。
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【キャニオン地域の野花】
初夏の野花も美しい。
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【ウォッシュバーン山(Mount Washburn)】
出発して、上り坂をドンドンのぼる。かなり標高が高い印象だ。植生が違ってきた。
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木は枯れているのか? 倒木も多い。
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積雪した山が近い。
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停めて、降りて、積雪した山を正面に撮る。

ウォッシュバーン山 (Mount Washburn)の近くの道を走っているので、ウォッシュバーン山だと思うが、この山がウォッシュバーン山かどうか自信、ありませ~ん。ウォッシュバーン山の標高は、3,122 mもある。ヒョエ~。
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走行中の道路脇が積雪している。寒いわけだ。
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道路脇の標識に標高8339フィートとある。つまり、2542メートル。
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【キャニオン地域のバイソン(bison)】
峠を下ってきた。雪はなくなり、寒さもいくぶんおさまった。途中、例によって、野生動物に出くわす。バイソンが道路脇にいた。車に乗ったまま写真を撮る。
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車に乗ったまま撮っているが、バイソン、近すぎ! モオ~。
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今回はここでおしまい。
ご覧くださって、ありがとうございました。

本日が幸せに満ちた1日でありますよう。
今日も笑顔で!

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【45】イエローストーン国立公園(Yellowstone National Park):キャニオン地域の熊、景勝地、タワー滝(Tower Falls)?:2012年6月19日(火)、10日目(2)

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写真をクリックすると、写真が別窓で大きくなります。是非、写真を大きくしてご覧ください。

前回は、マンモス・ホテル(Mammoth Hotel)をチェックアウトしたところで終わった。

【今日の計画】
今日は、イエローストーンへ国立公園内の移動日である。北側にあるマンモス・ホテル(Mammoth Hotel、標高1902メートル)から南側のレイク・ホテル(Lake Hotel Lakeside)に行き、3泊する。チェックインは16:30以降である。道筋は、イエローストーンへ国立公園内のタワールーズベルト地域を経由し、ついでキャニオン地域を経由する。タワールーズベルト地域は昨日見たので、通過し、キャニオン地域を散策する計画である。

●早朝、マンモス・ホテル(Mammoth Hotel)のレストランで朝食バフェ。
●午前、マンモス・ホテル(Mammoth Hotel)をチェックアウト。
●昼間、キャニオン地域の見学。
●夕方、レイク・ホテル(Lake Hotel Lakeside)にチェックイン。

【地図】
A:キャニオン地域(CANYON VILLAGE AREA MAP)。(出典:元地図は対話式 Canyon Area Interactive Map – Yellowstone National Park)。
CANYON VILLAGE AREA MAP

【今日の天候】
朝から天気がいい。1日、晴れていた。午後は少し風が強くなった。寒い。

【今日の行動】

 【タワールーズベルトの熊】

今夜の宿泊地であるイエローストーン国立公園・レイク地域のレイクホテル(Lake Yellowstone Hotel)に行く途中、キャニオン地域がある。キャニオン地域を見ながら、移動しようと計画した。キャニオン地域のみどころは、滝だと書いてある。タワールーズベルト地域を通過し、南のキャニオン地域に向かった。

走り出して30分もしないうちに、途中のタワールーズベルトあたりで、例によって大渋滞にぶつかった。
120619_6867-1 熊渋滞

なんでしょう? 熊(ブラックベア)の親子が遊んでいた。
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120619_6846-1 母熊

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小熊はやんちゃで、2頭でじゃれあったり、走ったり、木に登ったりしてじっとしていることは少ない。道路から見ている数十人の観光客も小熊が木に登ると歓声をあげ、木から下りるとまた歓声をあげる。大きな望遠レンズ付きのカメラを3脚に据えている人も数人いる。やっぱり、3脚を持ってくるべきだった。しかし、野生動物の写真を撮ったところで、自分で楽しむ以外、何の役にもたたない。ううん? このブログの読者の役に立ってます? ありがとう。
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小熊の拡大。
120619_6859-1 小熊

【動画】やんちゃな小熊。
http://youtu.be/MmsG2NEy4To

【キャニオン地域の景勝地】
タワールーズベルトを通過し、南のキャニオン地域に向かった。

途中、複数の車が駐車し、人々が写真を撮っている。駐車し写真を撮る。
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景勝地です。場所の名前は、わ~かりませ~ん。キャニオン地域ビジターセンターの手前です。下に別の項目を立てたが、タワー滝(Tower Falls)かもしれない。
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崖の中段の模様が独特なので、拡大した。
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緑の中を急流が流れる。
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道路の両脇も駐車場周りもなかなか独特な山肌です。
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体調が思わしくないのに、たくさん歩いて、滝の水しぶきを浴びるのもどうかと考え、結局、キャニオン地域のみどころである滝を見ないことにした。

もう一度渓谷を眺めましょう。
近くの渓谷。
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遠くの渓谷。
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駐車場のさかいに積んだ岩もきれい。
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【キャニオン地域のビジターセンターとタワー滝(Tower Falls)】
キャニオン地域のビジターセンターに昼ごろついたが、体調が思わしくない。疲労感が強い。それに、快晴であるが、ここは少し寒い。ビジターセンターの映画劇場で休憩がてら映画を見た。映画の上映時間は15分程度だったが、その間、寝て、その後も寝て、また始まって寝て、都合、1時間ほど寝ていた。それでも、体調が思わしくない。暖かいコーヒーが飲みたい。

隣のグローサリー・ストアまで歩いていった。
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コーヒーが一杯2.25ドルとある。グローサリー・ストアの中に昔アメリカの食堂によくあった風の椅子とテーブルがあり、そこに座った。レジが7人ほど並んで時間がかかったが、税金入れて2.37ドルを払い、コーヒーを飲む。濃い。マサケイは濃いコーヒーが嫌いだ。半分ほど飲んで、お湯を継ぎ足し、飲んだ。

グローサリー・ストアの中の椅子でも1時間ほど、休憩。夕飯の足しに、トマト、グレープフルーツ、パン、チーズ、野菜パック、ブラックベリーを10.25ドル購入した。これらには税金がつかない。

キャニオン地域の滝を見るサウスリムのアンクルトムトレイルは『地球の歩き方』では300段のスチール製の階段とある。「武ちゃんの旅行記」には以下のようにある。

「サウスリムドライブの方へまわりアンクルトムトレイル駐車場へ車を止めこれを降ってみる。どの位かかるのか不安であったので降り掛けて直ぐに上がってきた人の良さそうな青年を掴まえて聞いてみると”ベーリーハードバットべーリーナイス べーリービューティフル”の言葉に励まされて降る決心が付いた。道は途中から急な階段となりゆっくりと降れば不安はないが慌てて降ると事故となりそうな怖いところがある。途中写真を撮りながら景色を眺めながらゆっくりと降りる。登ってくる人が途中のベンチに腰を下ろして休んでいるのを見ると登りが不安であったがここまで来て引き替えしもならず意を決してそのまま降る。一番下の展望台は狭くその上記念撮影の人たちでごった返し記念写真を数枚取り早々にここを後にする。登りは上を見ずに階段だけを見つめてただひたすら黙々と上がる。頑張って上がれば時間で上がれるもので登りは20分は掛かっていないと思う。ブリンクオブローアートレイルが20分掛かっていたのでそちらよりは時間は短かいような気がした。」

滝の名前は、タワー滝(Tower Falls)のようです。本記事の冒頭の地図に示したようにハイキングコースがいくつもあって、滝を見に行ける。

ビジターセンターから滝を見に行く人たち。
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マサケイは、体調が思わしくないのに、たくさん歩いて、滝の水しぶきを浴びるのもどうかと考え、結局、キャニオン地域のみどころである滝を見ないで、今日の宿泊地・レイク地方のレイクホテルに向かった。

今回はここでおしまい。
ご覧くださって、ありがとうございました。

本日が幸せに満ちた1日でありますよう。
今日も笑顔で!

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【44】イエローストーン国立公園(Yellowstone National Park):マンモス・ホテル(Mammoth Hotel)の朝食バフェ:2012年6月19日(火)、10日目(1)

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【今日の計画】
今日は、イエローストーンへ国立公園内の移動日である。北側にあるマンモス・ホテル(Mammoth Hotel、標高1902メートル)から南側のレイク・ホテル(Lake Hotel Lakeside)に行き、3泊する。チェックインは16:30以降である。道筋は、イエローストーンへ国立公園内のタワールーズベルト地域を経由し、ついでキャニオン地域を経由する。タワールーズベルト地域は昨日見たので、通過し、キャニオン地域を散策する計画である。

●早朝、マンモス・ホテル(Mammoth Hotel)のレストランで朝食バフェ。
●午前、マンモス・ホテル(Mammoth Hotel)をチェックアウト。
●昼間、キャニオン地域の見学。
●夕方、レイク・ホテル(Lake Hotel Lakeside)にチェックイン。

【地図】
A:マンモス・ホテル(Mammoth Hotel)。

大きな地図で見る

【今日の天候】
朝から天気がいい。1日、晴れていた。午後は少し風が強くなった。

【今日の行動】

 【マンモス・ホテル(Mammoth Hotel)の朝食バフェ】

朝5:45起床。もう、外は少し明るい。イエローストーン国立公園に来てから、いろいろな野生動物を見た。もう、野生動物を見るための早朝ドライブは行かないのだが、習慣となって、毎朝5時台に目がさめる。目が覚めたので、朝からパソコンをした。

朝7時30分、マンモス・ホテル(Mammoth Hotel)のレストラン・「ダイニング・ルーム(Dining Room)」に行く。マンモス・ホテル(Mammoth Hotel)とは別棟にある。格式のあるホテルのレストランという印象だ。格式のないレストラン(? というのもヘンですが)、安いレストランは別にある。
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入口の看板に、朝食は6:30から10:00までとある。室内は、ほど良い混み具合だった。
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朝食バフェをいただく。メニューの左上に「朝食バフェ(Breakfast Buffet)」12ドル50セントとある。
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アメリカの朝食メニューの定番で、写真の左からフレンチトーストの蜂蜜かけ、いり卵、カリカリベーコン、ソーセージ、ポテトである。それに、コーヒー、水(グラスの下部しか写っていない)である。アメリカの朝食はどうしてこうも甘いのでしょう。そして、どうしてこうも不健康なんでしょう。マサケイは甘い食べ物、不健康な食べ物、嫌いではないんです。大好きなんですが、これを毎朝食べたらどうなるか・・・、アメリカ人のデブ体型になるんですね。ハイ。
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こちらは、ブドウとメロン2種のフルーツ。食べなかったが、アメリカ朝食定番のペーストリー(甘いパン)が4種類、シリアル3種類、甘いヨーグルト、牛乳があった。
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係のウェイトレスに記念写真を撮ってもらった。この際、ハッキリ見ていただこう。約1名は、そうです、「日本(Nippon)」という柄のTシャツを着ています。Tシャツの文字は他人へのメッセージだ。海外旅行では、同じ柄のTシャツを複数枚持ってきます。
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バフェでたくさん盛るのは初心者だ。食べる分を少量ずつ盛るのがプロ。バフェのプロってのもヘンですが、たくさん盛ると、「料理は冷える」「味が混ざる」「途中で放棄する」、ってことになる。つい、忘れていた。2回目です。少量です。
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何回目か忘れたが、少量です。
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このレストランは会計(キャッシャー)がない。支払はどうやらテーブルで払うようだが、他の客がチップを残している様子が見えない。それに、客が去った後のテーブルに請求書が残っている。よくわからない。

係のウェイトレスに合図すると、1人12ドル50セント、税金などを入れて、2人で25ドル75セントの請求書持ってきた。
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120619_6839-1 朝食レシート

請求書のフォルダーに30ドルの現金をはさんで、お金が見えるように置くと、係のウェイトレスが来た。ウェイトレスが「おつりを持ってきます」という。写真を撮ってもらったし、チップは大体20%を考えていたので、「あなたへのチップ込みです」と答えた。「サンキューベーリーマッチ」との返事。

【マンモス・ホテル(Mammoth Hotel)のチェックアウト】
マンモスホテル(Mammoth Hotel)を午前11時少し前にチェックアウトした。そういえばなんか変だと思ったことがある。

このホテルは、半年前の2011年11月16日に予約した。そのとき1泊分の宿泊費として$126+税=$143.56をクレジットカードから引き落とされた。残りの1泊分は、当日、つまり今日払ったのだが、値段が少しへんだ。

チェクインの時に少し変な値段を言ったなあと思ったのだが、忘れていた。実は予約時より約4ドル安い$123+税=$138.82が1泊分なのだ。過剰に払っていた分を今日返してくれた(清算してくれた)のだ。つまり、昨年より今年のほうが約3%宿泊費が安かったのだ。どういう基準で宿泊費を決めているのでしょうかねえ。

本日が幸せに満ちた1日でありますよう。
今日も笑顔で!

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【43】イエローストーン国立公園(Yellowstone National Park):石化木(Petrified Tree)、鹿、山の景色:2012年6月18日(月)、9日目(9)

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写真をクリックすると、写真が別窓で大きくなります。是非、写真を大きくしてご覧ください。

前回は、夕方、タワールーズベルト(Tower-Roosevelt)で、乗馬ツアーを見たところで終わった。。

【今日の計画】
●イエローストーン国立公園(ワイオミング州) の北部にある公園内の宿「マンモスホテル」(Mammoth Hotel、標高1902メートル)の230号室に滞在している。今夜もここに連泊する。
●早朝、マンモス・ホテル(Mammoth Hotel)周辺の散策。
●午前、ホテルから歩いてマンモス・ホット・スプリングス(Mammoth Hot Springs)のトラバーチン・石灰華段を見学に行く。
●昼間、暑いのでホテルの部屋で昼寝。
●夕方、イエローストーン国立公園の北部地域であるタワールーズベルト(Tower-Roosevelt)とラマー渓谷(Lamar Valley)をドライブし、ウンが良ければ野生動物を見る。

【地図】
ラマー渓谷(Lamar Valley)は、タワールーズベルト(Tower-Roosevelt)の東にある。ホテルからの行程が見やすいように、ホテルからタワールーズベルトまでの地図も張り付けた。
●マンモス(Mammoth)からタワールーズベルト(Tower-Roosevelt)。赤線が車道。(出典:元地図は対話式 Mammoth to Tower-Roosevelt – Yellowstone Road Map)。
MAMTOTWR[1]

●タワールーズベルト(Tower-Roosevelt)から北東出入口(Northeast Entrance)。中央左寄りに ラマー渓谷(Lamar Valley)が黒字(薄い)で書いてある。赤線が車道。(出典:元地図は対話式 Northeast Entrance to Tower-Roosevelt – Yellowstone Road Map)。
NEETOTWR[1]

【今日の天候】
朝から天気がいい。1日、晴れていた。午後は少し風が強くなった。

【今日の行動】

【タワールーズベルト(Tower-Roosevelt)の馬ツアー】

タワールーズベルト(Tower-Roosevelt)で乗馬ツアーを見た。もう遅いので、このまま帰ろう。

【石化木(Petrified Tree)】

タワールーズベルト、ラマー渓谷からマンモスホテルに帰る時、ルーズベルト・ビレッジを少し過ぎると道路の左側に「化石の樹Petrified Tree」の標識があった。1/4マイルだから、400メートルほどだ。夕陽が落ちてきたけど、もうここには来ないだろうから、まあ、行ってみるか。

標識をとおり越してしまい、Uターンしたので、写真では、標識は道路の右側になった。
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石化木(Petrified Tree)は、「珪化木(けいかぼく)」、「植物の化石」とも言われるが、「化石」という訳は違和感が強い。

古代に何らかの原因で土砂等に埋もれた樹木が、膨大な年月をかけ地層からかかる圧力により木の細胞組織の中にケイ素と酸素、水素との化合物であるケイ酸を含有した地下水が入り込むことによって、樹木が原型を変えずに二酸化ケイ素(シリカ)という物質に変化することで、石英や水晶などと同様に固くなり、化石化したものである。(引用:珪化木 – Wikipedia

本線から目的地までの400メートルの途中、たくさんの木が倒れ枯れている。これが、石化木(Petrified Tree)? イエイエ。
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立ち枯れている木もたくさんあった。
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どうして枯れた? どうして倒れた? 枯れたからだ。それなら、どうして倒れない?
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案内に従い、少し走る。行き止まりに駐車場があった。駐車場に車をとめると、「化石木(Petrified Tree)」の説明板があった。フムフム、なるへそ。
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マサケイが来たときは駐車場に誰もいなかったが、車を停めると、あとから別々の2台が車を停めた。オジサンが、トレイルの標識を見ている。つる禿、赤シャツ、「化石木」よりユニークなファッションだ。
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標識の拡大。フムフム、「化石木(Petrified Tree)」と「ロスト・レイク・トレイル(Lost Lake Trail)」。“ロスト・レイク” とは、“失われた湖”という意味だ。ロマンチックな命名ですね。“失われた湖”を発見するなんてナンカ、ワクワクしそうです。トレイル、行きませんでしたけど。
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駐車場から1~2分歩くと、石化木(珪化木)が1本だけあった。周囲は、鉄の柵に囲まれ、厳重に管理されている。これじゃ、よく見えません。
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この辺りの林は、たくさんの木が枯れて倒れていたり、立ったままだったり、独特の景色である。
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なお、数年前に行った「石化木の森国立公園」(アリゾナ州 Petrified Forest National Park (U.S. National Park Service))と比べると、残念ながら格段と見劣りする。見えるのは一本だけだが、本当は別にもあるのだろう。ここは、管理棟がないし、近くに管理者がいない。管理を厳重にしても、どこにあるのかがわかると、盗まれるに違いない。

しかし、ケイ素(シリカ)が木の細胞と反応して石英の結晶を作り、木を石に変えてしまうというから、ミゴトである。それに、できた石化木は美しい。

【鹿】
石化木(Petrified Tree)をあとに、マンモス・ホテルに向けて車を走らせると、コマッタことに、鹿に遭遇した。もう、今日は、帰りたいのに、コマッタ。仕方ないので、車を停め、降りて写真をとる。120618_6789

角があるのもいる。角はオスにしか生えない。鹿の角は春先に抜け落ち、また新しく生えてくる。写真から判断して、若いオスだ。
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ウン、こちらを見ている。
120618_6799-1 鹿

なお、今回の24日間ドライブで、自動車とぶつかって死んだと思われる鹿の死骸を高速道路でしばしば見た。写真を撮っていないが(高速道路で停車するのは危険)、鹿だけで7~10頭ほどの死骸を見た。もちろん、他の動物もいたが、高速道路で死んでいた動物の中で、鹿は最も大きかった。自動車事故で死ぬ全米の鹿は相当な数にのぼるだろう。なんとかならないんだろうか?

【マンモス・ホテル近くの石灰華段と山】
今日の午前中にマンモス・ホテル近くの石灰華段を散策したが、タワールーズベルト(Tower-Roosevelt)とラマー渓谷(Lamar Valley)をドライブした帰り、ホテル近くで、以下の石灰華段を見た。午前中と同じ? 違う? 面倒なので、車を停めず、走行しながら写真をとった。
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山も夕陽に映えてきれいだ。
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今回はここでおしまい。
ご覧くださって、ありがとうございました。

【本日のまとめ】

  1. 観光した場所
    イエローストーン国立公園(ワイオミング州)の各場所
    (1)マンモス・ホット・スプリングス(Mammoth Hot Springs)のトラバーチン(travertine)・石灰華段(Terraces)
    (2)タワールーズベルト(Tower-Roosevelt)のエルク(elk)、野花、熊
    (3)ラマー渓谷(Lamar Valley)のバイソン(bison)
    (4)石化木(Petrified Tree)
  2. 観光にどのくらい時間がかかるか?
    (1)マンモステラスのトレイルはツアーが90分。その後ブラブラして全体で2時間半で十分だろう。ツアーでなければ60分。
    (2)10分(動物を発見してからの時間)。動物を発見するまでの時間は予測不能。
    (3)15分(動物を発見してからの時間)。動物を発見するまでの時間は予測不能。
    (4)駐車してから全体で15分
  3. どういう観光をすれば効率的か?
    (1)レンジャーガイドのトラバーチン(travertine)・石灰華段(Terraces)トレイル散策の時間を調べ、最優先する。カメラ必携。
    (2)(3)レンタカーがなければ、今回のような観光はできないので、レンタカーが必須。カメラ・ビデオ必携。双眼鏡はあってもいいけど、必須ではない。野生動物に遭遇する確率は早朝か夕方が高い(と言われている)。野生動物の発見は簡単である。ドライブしていると、道の両側にたくさんの車(1台の時もあった)が停車している。人々が車から降りて、カメラやビデオを一方向に向けている。向けている方向に野生動物がいる。ほとんどの観光客は大興奮である。ツアーバスは停車はするが(道路封鎖状態なので)、お客さんを降ろすことはない。ツアーバス客は楽しめない。トラックに乗っている地元の業者は、大渋滞は通行の邪魔だとウンザリ顔で通過する。
    車の窓を開け、「何がいるの?」と聞く観光客もいる。「エルク」などと答えると、「エルク」は比較的遭遇しやすいので、興味ないとばかりに通過してしまう。
    10台以上停車していると、かなり見応えのある動物である。今回は、熊とバイソン集団がこのケースだった。2~3台停車だと、そこそこで、今回は、エルクと鹿だった。もちろん、自分が第一発見者になる可能性もあるのだが、現実的には、そういうことはマレだ。
    (4)特になし。
  4. 観光のクチコミ。< >はおススメ度の5段階評価:5は是非、4はなるべく、3は普通に良い、2は時間があまったときに期待しないで、1はやめた方が良い。
    (1)必見。レンジャーガイドのトレイル散策は言葉がわからなくても、見どころポイントに連れて行ってくれるので参加する。木道を歩くので歩きやすい。アメリカ人の反応も面白い。<5段階の5>
    (2)(3)必見。<5段階の5>
    (4)<5段階の2>
  5. トラブル体験:バイソン接近遭遇。
  6. 走行距離:48マイル(77 km)
  7. 経費(宿泊費、食費は除く)、2人分:0ドル。

本日が幸せに満ちた1日でありますよう。
今日も笑顔で!

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【42】イエローストーン国立公園(Yellowstone National Park):タワールーズベルト(Tower-Roosevelt)の乗馬ツアー:2012年6月18日(月)、9日目(8)

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写真をクリックすると、写真が別窓で大きくなります。是非、写真を大きくしてご覧ください。

前回は、夕方、ラマー渓谷(Lamar Valley)のバイソン(bison)を見たところで終わった。。

【今日の計画】
●イエローストーン国立公園(ワイオミング州) の北部にある公園内の宿「マンモスホテル」(Mammoth Hotel、標高1902メートル)の230号室に滞在している。今夜もここに連泊する。
●早朝、マンモス・ホテル(Mammoth Hotel)周辺の散策。
●午前、ホテルから歩いてマンモス・ホット・スプリングス(Mammoth Hot Springs)のトラバーチン・石灰華段を見学に行く。
●昼間、暑いのでホテルの部屋で昼寝。
●夕方、イエローストーン国立公園の北部地域であるタワールーズベルト(Tower-Roosevelt)とラマー渓谷(Lamar Valley)をドライブし、ウンが良ければ野生動物を見る。

【地図】
ラマー渓谷(Lamar Valley)は、タワールーズベルト(Tower-Roosevelt)の東にある。ホテルからの行程が見やすいように、ホテルからタワールーズベルトまでの地図も張り付けた。
●マンモス(Mammoth)からタワールーズベルト(Tower-Roosevelt)。赤線が車道。(出典:元地図は対話式 Mammoth to Tower-Roosevelt – Yellowstone Road Map)。
MAMTOTWR[1]

●タワールーズベルト(Tower-Roosevelt)から北東出入口(Northeast Entrance)。中央左寄りに ラマー渓谷(Lamar Valley)が黒字(薄い)で書いてある。赤線が車道。(出典:元地図は対話式 Northeast Entrance to Tower-Roosevelt – Yellowstone Road Map)。
NEETOTWR[1]

【今日の天候】
朝から天気がいい。1日、晴れていた。午後は少し風が強くなった。

【今日の行動】

【タワールーズベルト(Tower-Roosevelt)の乗馬ツアー】

ラマー渓谷(Lamar Valley)で2回、バイソン(bison)群を見たので、引き返す。

タワールーズベルト(Tower-Roosevelt)まで戻ると、馬が一列になって野原を歩いていた。
120618_6761-1 乗馬ツアー

タワールーズベルトは、Tower-Roosevelt Areaとして、イエローストーン国立公園の1つの拠点である。宿(タワールーズベルト・ロッジ)もあり、その写真を公園局のサイトから引用しよう(出典

The exterior of the historic Roosevelt Lodge

乗馬ツアー(有料、tower-roosevelt horseback riding)も盛んである。

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この一列の馬の後ろで、一頭の馬が暴れていた。2人のスタッフがなんとか制御していた。ビデオじゃなので、臨場感がつかめないが、写真でわかるかしら? 暴れ馬に男性スタッフがなんとか乗ろうとしている。
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男性スタッフは乗れたが、馬は急に走り出す。
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馬が急に角度を変えた。
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なんとか制御できたようだ。
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もちろん、お馬さんの道路横断が優先し、車は待つのみである。マサケイは車を駐車場に停め、降りて写真を撮りながら、待つ。馬がどう暴れるかわからないので、馬のそばに停めるのは危険だ。
120618_6766-1 乗馬ツアー

お馬さんの道路横断の黄色い標識が道路右にある。
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そういえば、さっきの暴れ馬と2人のスタッフがなかなか戻ってこない。反対側の方に走っていく。戻ってきなさいって。どこに行くのでしょう?
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「おーい、どこに行くう~」
「馬に、きいてくれ~」
暴れ馬をまだ制御できていないようだ。
あさっての方に行ってしまった。
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マサケイは、乗馬ツアーの経験はない。乗馬ツアーの案内には、「指導員もいるから乗馬の初心者も安心して乗馬できます」とある。「乗馬される方の90%は初めての乗馬です」とも書いてある。しかし、乗らなかったし、乗るつもりはない。この旅行の後半で、落馬して救急搬送された乗馬客の現場に遭遇した。ますます、乗らない。

今回はここでおしまい。
ご覧くださって、ありがとうございました。

本日が幸せに満ちた1日でありますよう。
今日も笑顔で!

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【41】イエローストーン国立公園(Yellowstone National Park):ラマー渓谷(Lamar Valley)の立派なバイソン(bison):2012年6月18日(月)、9日目(7)

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写真をクリックすると、写真が別窓で大きくなります。是非、写真を大きくしてご覧ください。

前回は、夕方、タワールーズベルト(Tower-Roosevelt)でブラックベアーを見たところで終わった。。

【今日の計画】
●イエローストーン国立公園(ワイオミング州) の北部にある公園内の宿「マンモスホテル」(Mammoth Hotel、標高1902メートル)の230号室に滞在している。今夜もここに連泊する。
●早朝、マンモス・ホテル(Mammoth Hotel)周辺の散策。
●午前、ホテルから歩いてマンモス・ホット・スプリングス(Mammoth Hot Springs)のトラバーチン・石灰華段を見学に行く。
●昼間、暑いのでホテルの部屋で昼寝。
●夕方、イエローストーン国立公園の北部地域であるタワールーズベルト(Tower-Roosevelt)とラマー渓谷(Lamar Valley)をドライブし、ウンが良ければ野生動物を見る。

【地図】
ラマー渓谷(Lamar Valley)は、タワールーズベルト(Tower-Roosevelt)の東にある。ホテルからの行程が見やすいように、ホテルからタワールーズベルトまでの地図も張り付けた。
●マンモス(Mammoth)からタワールーズベルト(Tower-Roosevelt)。赤線が車道。(出典:元地図は対話式 Mammoth to Tower-Roosevelt – Yellowstone Road Map)。
MAMTOTWR[1]

●タワールーズベルト(Tower-Roosevelt)から北東出入口(Northeast Entrance)。中央左寄りに ラマー渓谷(Lamar Valley)が黒字(薄い)で書いてある。赤線が車道。(出典:元地図は対話式 Northeast Entrance to Tower-Roosevelt – Yellowstone Road Map)。
NEETOTWR[1]

【今日の天候】
朝から天気がいい。1日、晴れていた。午後は少し風が強くなった。

【今日の行動】

【ラマー渓谷(Lamar Valley)のバイソン(bison)】

バイソン(bison)は、ウシ科バイソン属なので、ウシの一種。別名、アメリカバイソン(bison)、バッファロー、アメリカヤギュウ。

ラマー渓谷(Lamar Valley)にはたくさんのバイソンがいた。バイソンは群れを成している場合と1匹単独でいる場合がある。1匹単独の場合は、オスの立派なバイソンだった。ラマー渓谷(Lamar Valley)で出会ったバイソンは、道路沿いに群れを成して歩いていて、観光客が数メートルまで近付いて写真を撮る。かなり危険な印象だが、多くの場合、バイソンは襲ってこないが。まれには襲ってくる。

アメリカ合衆国国立公園局(U.S. National Park Service)のサイトに、イエローストーン国立公園の野生動物が観光客を襲うビデオがある。野生動物に近寄り過ぎないこと。Wildlife Safety Videos – Yellowstone National Park (U.S. National Park Service)

テレビ・ニュースがとりあげたバイソンが子供を襲う場面(英語、2012年09月10日)。子供がバイソンに近寄り過ぎ、手で触ろうとしたので、バイソンが怒った。
http://www.youtube.com/watch?v=OcQ_i2OclrI

【バイソン(bison) その1】

ラマー渓谷(Lamar Valley)で、バイソンの群れ(30~50頭)が道路を横断する場面に出くわした。
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バイソンは車道のすぐ脇にいる。
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マサケイは車から降りて写真・ビデオを撮る。他の人たちも車から降りて写真・ビデオを撮りだした。
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観光客は、写真・ビデオを撮るのに夢中で接近し過ぎだ。2~3メートルしか離れていない。
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オ、オ、オジサン、あぶないよ。
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【動画】ラマー渓谷(Lamar Valley)のバイソン(bison)
http://youtu.be/re1_16uaSpo

バイソンの群れはゆっくり移動している。
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バイソンの群れが道路を横切る。
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車は停車し動かない。人々は車内にジッとしている。
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バイソンの群れはゆっくり移動している。10分も見ていると日常的な気分になる。写真・ビデオも撮ったし、飽きた。前の車が動き出したので、一緒に、通過しよう。
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と、この時、前の車が停車した。バイソンが至近距離で歩いている。
120618_6710-1.バイソン横断jpg

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前の車が無事に通過した。マサケイもバイソンを横目に通過した。対向車が通れるように、車道から補助道にはみ出して走行する。
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対向車も3台、動いてきた。
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【バイソン(bison) その2】

さらに東にドライブした。別のバイソンの群れに出会う。
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水辺で草をはむ。子バイソンもいる。母バイソンは、6~9月に1頭生むというから、生まれたばかりの子バイソンだろう。
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バイソンが道路脇に来るから、道路は一時封鎖状態になる。だから、ある意味、バイソンの発見は簡単だ。
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バイソンが道路を横切る。
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バイソンが道路を横切るのを待つ。誰も車から降りてこないが、私たちは少し遠いので(20メートル)、車から降りて写真を撮った。
120618_3564-1 バイソン道路を横切る

少し遠いといっても、野生大型動物の群れを見るには、かなり近い。バイソンが人や車に突っかかることもある。みな、バイソンを刺激しないように、静かにしている。クラクションを鳴らすバカはいない。

車の間をバイソンが横切る。
120618_6726-1バイソン横断

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記念写真を撮る。
120618_3565-1 ケイ バイソン

バイソンの群れが道路を横断する場面はつい先ほど遭遇した。2回目だし、記念写真も撮ったし、飽きた。前の車・オートバイが動き出したので、一緒に、通過しよう。

【動画】ラマー渓谷(Lamar Valley)のバイソン(bison)
http://youtu.be/AjEtL3iIvVE

前の車・オートバイがバイソンの脇をすり抜けて、バイソンの群れを通り過ぎた。マサケイもゆっくり、バイソン群を横目に通過しようとした。
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と、その時、大きなバイソンがマサケイの車の直前を横断しはじめた。あわてて停車したが、自分の車が先頭になった。
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大きなバイソンは横断をやめて、こちらを向いている。コマッタことに、進路を変え、こちらに向かってきた。私たちの車の1~2メートル手前の至近距離で止まった。ド、ド、どうしよう。コマッタ。襲われるかもしれない。この肝心な時、写真・ビデオが撮れない!

どうしようと言っても、どうしようもない。困った。しばらく、待っていると、バイソンが、後ろに下がり、横を向いて、道路の横断を再開し始めた。ホッ! 写真を撮る余裕もでてきた。
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次々とバイソンが横断していく。
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マサケイの車を停めたこのバイソンは、群れのリーダーのようだ。群れの全員を無事に渡し終えるまで、横断の安全を確保していたようだ。
120618_6744-2 バイソン横断

渡り終えて、新しい草をはむバイソンの群れ。
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どんどん、向こうに行ってしまう。
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今回はここでおしまい。
ご覧くださって、ありがとうございました。

本日が幸せに満ちた1日でありますよう。
今日も笑顔で!.

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【40】イエローストーン国立公園(Yellowstone National Park):タワールーズベルト(Tower-Roosevelt)のエルク(elk)、野花、熊:2012年6月18日(月)、9日目(6)

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写真をクリックすると、写真が別窓で大きくなります。是非、写真を大きくしてご覧ください。

前回は、午前9時からマンモス・ホット・スプリングス(Mammoth Hot Springs)のトラバーチン・石灰華段を散策する無料ツアー「ホット・スプリング・テラス散策(Hot Spring Terraces Walk)」に参加し、ホテルに戻ったのが12:00だった。まあ、1時間半のツアーが3時間になってしまったが、おかげさまで午前はとても充実した時間を過ごせた。

【今日の計画】
●イエローストーン国立公園(ワイオミング州) の北部にある公園内の宿「マンモスホテル」(Mammoth Hotel、標高1902メートル)の230号室に滞在している。今夜もここに連泊する。
●早朝、マンモス・ホテル(Mammoth Hotel)周辺の散策。
●午前、ホテルから歩いてマンモス・ホット・スプリングス(Mammoth Hot Springs)のトラバーチン・石灰華段を見学に行く。
●昼間、暑いのでホテルの部屋で昼寝。
●夕方、イエローストーン国立公園の北部地域であるタワールーズベルト(Tower-Roosevelt)とラマー渓谷(Lamar Valley)をドライブし、ウンが良ければ野生動物を見る。

【地図】
●マンモス(Mammoth)からタワールーズベルト(Tower-Roosevelt)。赤線が車道。(出典:元地図は対話式 Mammoth to Tower-Roosevelt – Yellowstone Road Map)。
MAMTOTWR[1]

【今日の天候】
朝から天気がいい。1日、晴れていた。午後は少し風が強くなった。

【今日の行動】

【タワールーズベルト(Tower-Roosevelt)の野生動物】

昼食をとり、午後は、休養のためマンモス・ホテル(Mammoth Hotel)の部屋で昼寝した。

夕方、イエローストーン国立公園内で野生動物が見られる確率が一番高いタワールーズベルト(Tower-Roosevelt)、さらにラマー渓谷(Lamar Valley)に車で出かけた。マンモスホテル(Mammoth Hotel)から東側にタワールーズベルトがあり、さらに北東出入口の方向にラマー渓谷(Lamar Valley)がある。

動物は早朝と夕暮れ時が見つけやすい。夕方、17:52、マンモス・ホテル(Mammoth Hotel)を出発。

順を追って記さないが、エルク(大鹿)、ブラックベア(熊)、バイソン、鹿などのたくさんの野生動物に遭遇した。

今回の旅行で、別の日にムース(大鹿)、灰色オオカミ、グリズリー(大熊)を見ることができ、旅行案内書にあるほぼ全部の野生動物を見たことになる。野花もたくさん見た。なお、記載していないが鳥(カナダグース(雁)、七面鳥など)、小動物(シマリスなど)もたくさん見た。

マンモス・ホテル(Mammoth Hotel)に帰ってきたのは20:40だった。夏時間ということもあるが、この時間でもまだ明るい。走行距離は47マイル(75Km)とさほど長くはないが、動物を見ていたので、結局、3時間強かかった。

【エルク(elk)】
エルク(elk)(学名 Cervus canadensis)は、北アメリカ大陸から東北アジアにかけて生息する大型のシカ。別名、アメリカアカシカ・ワピチ・キジリジカ。北アメリカ以外の地域では、エルク(elk、elg)とはヘラジカをさす。

たくさんいました。
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写真はキリがありません。
たくさんいます。

【野花】
野花も美しい。花の名前? 知りません。
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【ブラックベア(熊)】
ブラックベアー(アメリカグマ、American black bear)。

ブラックベアは道路脇には来ないので、15メートルほど離れた場所から望遠で写真を撮る。場合によると、熊に近づくために林の中に踏み込むが、レンジャーに見つかると叱られそうだ。

今回は、10数名ほどが林の中に踏み込んだ。
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皆の見ている先に熊がいた。
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【動画】小熊2匹がじゃれ合っています。
http://youtu.be/MmsG2NEy4To

母熊1匹と小熊2匹の母子家庭である。父熊はどうした?
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母熊の写真をたくさん撮りました。
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車に乗り、移動すると、別の場所にもいました。ブラックベアは、単なる「黒いかたまり」です。
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今回はここでおしまい。
ご覧くださって、ありがとうございました。

本日が幸せに満ちた1日でありますよう。
今日も笑顔で!

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【40】イエローストーン国立公園(Yellowstone National Park):タワールーズベルト(Tower-Roosevelt)のエルク(elk)、野花、熊:2012年6月18日(月)、9日目(6)

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写真をクリックすると、写真が別窓で大きくなります。是非、写真を大きくしてご覧ください。

前回は、午前9時からマンモス・ホット・スプリングス(Mammoth Hot Springs)のトラバーチン・石灰華段を散策する無料ツアー「ホット・スプリング・テラス散策(Hot Spring Terraces Walk)」に参加し、ホテルに戻ったのが12:00だった。まあ、1時間半のツアーが3時間になってしまったが、おかげさまで午前はとても充実した時間を過ごせた。

【今日の計画】
イエローストーン国立公園(ワイオミング州) の北部にある公園内の宿「マンモスホテル」(Mammoth Hotel、標高1902メートル)の230号室に滞在している。今夜もここに連泊する。

●早朝、マンモス・ホテル(Mammoth Hotel)周辺の散策。
●午前、ホテルから歩いてマンモス・ホット・スプリングス(Mammoth Hot Springs)のトラバーチン・石灰華段を見学に行く。
●昼間、暑いのでホテルの部屋で昼寝。
●夕方、イエローストーン国立公園の北部地域であるタワールーズベルト(Tower-Roosevelt)とラマー渓谷(Lamar Valley)をドライブし、ウンが良ければ野生動物を見る。

【地図】
●マンモス(Mammoth)からタワールーズベルト(Tower-Roosevelt)。赤線が車道。(出典:元地図は対話式 Mammoth to Tower-Roosevelt – Yellowstone Road Map)。
MAMTOTWR[1]

【今日の天候】
朝から天気がいい。1日、晴れていた。午後は少し風が強くなった。

【今日の行動】

【タワールーズベルト(Tower-Roosevelt)の野生動物】

昼食をとり、午後は、休養のためマンモス・ホテル(Mammoth Hotel)の部屋で昼寝した。

夕方、イエローストーン国立公園内で野生動物が見られる確率が一番高いタワールーズベルト(Tower-Roosevelt)、さらにラマー渓谷(Lamar Valley)に車で出かけた。マンモスホテル(Mammoth Hotel)から東側にタワールーズベルトがあり、さらに北東出入口の方向にラマー渓谷(Lamar Valley)がある。

動物は早朝と夕暮れ時が見つけやすい。夕方、17:52、マンモス・ホテル(Mammoth Hotel)を出発。

順を追って記さないが、エルク(大鹿)、ブラックベア(熊)、バイソン、鹿などのたくさんの野生動物に遭遇した。

今回の旅行で、別の日にムース(大鹿)、灰色オオカミ、グリズリー(大熊)を見ることができ、旅行案内書にあるほぼ全部の野生動物を見たことになる。野花もたくさん見た。なお、記載していないが鳥(カナダグース(雁)、七面鳥など)、小動物(シマリスなど)もたくさん見た。

マンモス・ホテル(Mammoth Hotel)に帰ってきたのは20:40だった。夏時間ということもあるが、この時間でもまだ明るい。走行距離は47マイル(75Km)とさほど長くはないが、動物を見ていたので、結局、3時間強かかった。

【エルク(elk)】
エルク(elk)(学名 Cervus canadensis)は、北アメリカ大陸から東北アジアにかけて生息する大型のシカ。別名、アメリカアカシカ・ワピチ・キジリジカ。北アメリカ以外の地域では、エルク(elk、elg)とはヘラジカをさす。

たくさんいました。
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写真はキリがありません。
たくさんいます。

【野花】
野花も美しい。花の名前? 知りません。
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【ブラックベア(熊)】
ブラックベアー(アメリカグマ、American black bear)。

ブラックベアは道路脇には来ないので、15メートルほど離れた場所から望遠で写真を撮る。場合によると、熊に近づくために林の中に踏み込むが、レンジャーに見つかると叱られそうだ。

今回は、10数名ほどが林の中に踏み込んだ。
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皆の見ている先に熊がいた。
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【動画】小熊2匹がじゃれ合っています。
http://youtu.be/MmsG2NEy4To

母熊1匹と小熊2匹の母子家庭である。父熊はどうした?
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母熊の写真をたくさん撮りました。
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車に乗り、移動すると、別の場所にもいました。ブラックベアは、単なる「黒いかたまり」です。
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今回はここでおしまい。
ご覧くださって、ありがとうございました。

本日が幸せに満ちた1日でありますよう。
今日も笑顔で!

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【39】イエローストーン国立公園(Yellowstone National Park):マンモス・ホット・スプリングス(Mammoth Hot Springs)のトラバーチン(travertine)・石灰華段(Terraces)「その4」:2012年6月18日(月)、9日目(5)

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写真をクリックすると、写真が別窓で大きくなります。是非、写真を大きくしてご覧ください。

前回は、午前9時からマンモス・ホット・スプリングス(Mammoth Hot Springs)の石灰華段を散策する無料ツアー「ホット・スプリング・テラス散策(Hot Spring Terraces Walk)」が、最終地点のキャナリー・スプリング(Canary Spring)で解散したところで終わった。午前10時半である。

【今日の計画】
●イエローストーン国立公園(ワイオミング州) の北部にある公園内の宿「マンモスホテル」(Mammoth Hotel、標高1902メートル)の230号室に滞在している。今夜もここに連泊する。
●早朝、マンモス・ホテル(Mammoth Hotel)周辺の散策。
●午前、ホテルから歩いてマンモス・ホット・スプリングス(Mammoth Hot Springs)のトラバーチン・石灰華段を見学に行く。
●昼間、暑いのでホテルの部屋で昼寝。
●夕方、イエローストーン国立公園の北部地域であるタワールーズベルト(Tower-Roosevelt)とラマー渓谷(Lamar Valley)をドライブし、ウンが良ければ野生動物を見る。

【地図】
マンモス・ホット・スプリング・テラス(Mammoth Hot Spring Terraces)。(出典:元地図は対話式 Mammoth Hot Spring Terraces Online Tour Interactive Map – Yellowstone National Park)。
青丸は、宿泊しているマンモス・ホテル。地図中央の黄色い線が徒歩で散策するコース。黒い実線は車道。記事「その3」では、赤丸で囲んだ名所・散策コース(黄色い線)の下部分を歩いた。今回の記事「その4」では、解散地点のキャナリー・スプリング(Canary Spring)からトレイルを戻りながら写真を撮った
MAMHOTTR[3]

【今日の天候】
朝から天気がいい。1日、晴れていた。午後は少し風が強くなった。

【今日の行動】

 【マンモス・ホット・スプリングス(Mammoth Hot Springs)のトラバーチン・石灰華段】

マンモス・ホット・スプリングス(Mammoth Hot Springs)には、石灰液が流れて、美しい石灰の沈殿岩ができた石灰華段(せっかいかだん)が観光のハイライトである。温泉、鉱泉、あるいは地下水からできた石灰の沈殿岩のことを、トラバーチン(英:travertine)と呼ぶ。

無料ツアー「ホット・スプリング・テラス散策(Hot Spring Terraces Walk)」は、歩いて、止まり、説明を聞く。あ、モチロン、説明を聞かなくてもOKです。質問してもOKです。というか、たいてい、質問する人がいる。それも、結構、博学な質問をする。説明を聞かない人はメッタにいません。写真を撮るのに忙しいマサケイくらいです。無料ツアーのようすがわかりやすい写真を1つ再掲。
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キャナリー・スプリング(Canary Spring)で無料ツアー「ホット・スプリング・テラス散策(Hot Spring Terraces Walk)」は終わる。9時開始の90分ツアーはここで解散で、丁度10時半である。

解散地点のキャナリー・スプリング(Canary Spring)は、マンモス・ホット・スプリングス(Mammoth Hot Springs)の石灰華段の最も高いところである。参加者は解散後、石灰華段の木道を歩きながら、各人流に散策して帰る。
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帰り道、適当に写真を撮る。黄褐色と白色、青色、織りなす色が美しい。
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同じ場所、別の角度、織りなす色が美しい。
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どこまで写真を撮ったか忘れてしまう。
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キャナリー・スプリング(Canary Spring)に戻って、もう一度、撮る。
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しばらく歩いて、キューピッド・スプリング(Cupid Spring)。
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ここは石灰液が流れてこないので、死んでいる。
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草が生えている。
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石灰華段(Terraces)の向こうにホテルのある街が見える。近い。もともと、近いけど。
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ホテルのある街の手前。散策木道を歩く人々。
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クレオパトラ・テラス(Cleopatra Terrace)。ここの石灰華段はほとんど死んでいる。
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後方の一部は黄褐色で美しい。
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黄褐色で美しい石灰華段をアップ。
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もうだいぶ降りてきた。石灰華段の向こう側に家屋と駐車している車が見える。
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振り返って石灰華段を見上げる。
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目の前の石灰華段は石灰液が流れていない。しかし、段差はまだあるので、数(十)年前までは石灰液が流れていたのだろう。
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木道を歩く人。陥没したトラバーチン。
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なお、「武ちゃんの旅行記」には以下の記述がある。

マンモスへは昼前に着くが行ってみて非常に驚いた。というのはこちらの方は明らかに温泉が終焉を迎えている感じである。アッパーテラスのドライブ道路を車で廻ってみたがほとんど蒸気の噴き出しはなくて写真に出ているような綺麗な形をしているものは一つもなく全て薄汚れてからからに乾いた感じで蒸気の噴煙が上がったり温泉が噴き出しているところはほとんどなかった。有名なテーブル状のお皿が何枚も組み合わさったようないわゆる千枚棚状のものも一部蒸気が噴き出しているものの、ほとんどがからからに乾いた状態で昔の姿を見ている人にとっては現在の姿を見れば唖然とするに違いないと思う。アッパーテラスだけではなくてその下のテラスマウンテンも同じような状態で車を降りて見る気になれなかった。それでも観光客は多くて次から次へと車で入ってきて遊歩道を見て回っていた。駐車場が一杯のところが多くてとてもゆっくりするところではないと早々にここを去りタワーフォールズへと向かう。

「武ちゃんの旅行記」には申し訳ないが、私たちは、とても美しい石灰華段(Terraces、テラス)をたくさん見ることができ、感動した。「マンモス・ホット・スプリングスはがっかりした」という同じような記事を散見するが、これは、旅行者が見どころを外したためである。石灰華段は、ウツクシイ。

ポイントは、散策木道を歩くことに尽きる。車できたとしても、アッパーテラスのドライブ道路を車で廻るのではなく、Main Terraceのパーキングに駐車し、散策木道を歩く。マサケイは、アッパーテラスのドライブ道路を車で廻っていないので、本当のところ、美しさを較はできないが、散策木道を歩くのは必須です。なお、レンジャーガイドのトレイル散策に参加するのも、とてもおススメです。

マサケイは、最後に、グロッサリー・ストアによって、昼食用のパンやマフィンを買い、マンモスホテル(Mammoth Hotel)の部屋に戻ったのが、12:00だった。まあ、1時間半のツアーが3時間になってしまったが、おかげさまで午前はとても充実した時間を過ごせた。

今回はここでおしまい。
ご覧くださって、ありがとうございました。

本日が幸せに満ちた1日でありますよう。
今日も笑顔で!

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【38】イエローストーン国立公園(Yellowstone National Park):マンモス・ホット・スプリングス(Mammoth Hot Springs)のトラバーチン(travertine)・石灰華段(Terraces)「その3」:2012年6月18日(月)、9日目(4)

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写真をクリックすると、写真が別窓で大きくなります。是非、写真を大きくしてご覧ください。

前回は、午前9時からマンモス・ホット・スプリングス(Mammoth Hot Springs)のトラバーチン・石灰華段を散策する無料ツアー「ホット・スプリング・テラス散策(Hot Spring Terraces Walk)」の途中(「その2」)で終わった。

【今日の計画】
●イエローストーン国立公園(ワイオミング州) の北部にある公園内の宿「マンモスホテル」(Mammoth Hotel、標高1902メートル)の230号室に滞在している。今夜もここに連泊する。
●早朝、マンモス・ホテル(Mammoth Hotel)周辺の散策。
●午前、ホテルから歩いてマンモス・ホット・スプリングス(Mammoth Hot Springs)のトラバーチン・石灰華段を見学に行く。
●昼間、暑いのでホテルの部屋で昼寝。
●夕方、イエローストーン国立公園の北部地域であるタワールーズベルト(Tower-Roosevelt)とラマー渓谷(Lamar Valley)をドライブし、ウンが良ければ野生動物を見る。

【地図】
マンモス・ホット・スプリング・テラス(Mammoth Hot Spring Terraces)。(出典:元地図は対話式 Mammoth Hot Spring Terraces Online Tour Interactive Map – Yellowstone National Park)。
青丸は、宿泊しているマンモス・ホテル。地図中央の黄色い線が徒歩で散策するコース。黒い実線は車道。今回の記事「その3」では、赤丸で囲んだ名所・散策コース(黄色い線)の下部分を歩いたMAMHOTTR[3]

【今日の天候】
朝から天気がいい。1日、晴れていた。午後は少し風が強くなった。

【今日の行動】

 【マンモス・ホット・スプリングス(Mammoth Hot Springs)のトラバーチン・石灰華段】

マンモス・ホット・スプリングス(Mammoth Hot Springs)には、石灰液が流れて、美しい石灰の沈殿岩ができた石灰華段(せっかいかだん)が観光のハイライトである。温泉、鉱泉、あるいは地下水からできた石灰の沈殿岩のことを、トラバーチン(英:travertine)と呼ぶ。

無料ツアー「ホット・スプリング・テラス散策(Hot Spring Terraces Walk)」は、歩いて、止まり、説明を聞く。あ、モチロン、説明を聞かなくてもOKです。質問してもOKです。というか、たいてい、質問する人がいる。それも、結構、博学な質問をする。説明を聞かない人はメッタにいません。写真を撮るのに忙しいマサケイくらいです。無料ツアーのようすがわかりやすい前回の写真を1つ再掲。
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ミネルバ・テラス(Minerva Terrace)を過ぎ、クレオパトラ・テラス(Cleopatra Terrace)に向かって木道を歩く。登りである。写真内の左に上り階段がある。
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上り階段の途中から左を撮る。上記の地図から推察すると、メイン・テラス(Main Terrace)が広がり、その向こうに最終地点のキャナリー・スプリング(Canary Spring)が見える(ハズだ)。
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上り階段の途中から右は、クレオパトラ・テラス(Cleopatra Terrace)(だと思う。自信ない。ゴメン)。
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そして、メイン・テラス(Main Terrace)にやってきた。「メイン」というのに、なんていうことだ、石灰液が流れておらず、美しくない。死んでいる。
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コマッタモンダ。
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メイン・テラス(Main Terrace)を上の方(駐車場の近く)から撮る。
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よく見ると、ガイドのキャロリンさんの左に、同じ帽子をかぶった見習いガイドがいる。メイン・テラス(Main Terrace)から加わった。見習いガイドは、ベテランの説明方法を習得している。といっても、見習い近くにいる参加者は、この見習いに質問するので、自然に「オン・ザ・ジョブ・トレーニング」になってしまう。
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ガイドのキャロリンさんは、昔の写真を取り出して説明する。参加者は、腰掛けがあれば、すぐ、座る。
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メイン・テラス(Main Terrace)から、キャナリー・スプリング(Canary Spring)の方に進む。
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木道の下に石灰液が流れている。
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コマッタことに、観光客がその石灰液を手で触る。しゃがめば、手が届くのだ。
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黄褐色の色は、耐熱バクテリアのためだそうだ。
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黄色から、白色へと変化する。立木に石灰液が流れ、立木は枯れたまま立っている。いずれ、倒れるだろう。
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再び、白色から黄褐色へと変化する。
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色合いが微妙である。
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ツアー最終地点のキャナリー・スプリング(Canary Spring)でガイドが説明する。場所が狭くて20人は同時に入れない。ツアー以外の人たちも10~20人、行ったり来たりする。
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【動画】米国の生化学者・キャリー・マリス(Kary Banks Mullis, 1944年12月28日 – )が、好熱菌(温泉に住むバクテリア Thermus aquaticus)から酵素を取り出し、ポリメラーゼ連鎖反応 (PCR) 法と呼ばれるDNA増幅法を1983年に開発した。マリスは、この功績で、1993年にノーベル化学賞を受賞した。

マリスのノーベル賞は、1960年代、インディアナ大学のトーマス・ブロック(Thomas D. Brock)がイエローストーン国立公園のマッシュルーム・スプリングス(Mushroom Springs、オールド・フェイスフルの近く)で、好熱菌(温泉に住むバクテリア Thermus aquaticus)を発見したことに大きく依存している。驚いたことに、ガイドは、トーマス・ブロックの名前をあげ、ポリメラーゼ連鎖反応 (PCR) という高度に科学的な話をしていた。
http://youtu.be/8U72njM4s3w

混んでるところは後にして、近くを撮る。
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人が空いたところで、キャナリー・スプリング(Canary Spring)の看板と後ろのキャナリー・スプリング(写真内の右の白煙が上がっている所)を撮る。
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手前は枯れた立ち木だ。
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キャナリー・スプリング(Canary Spring)は石灰液が山の斜面を滝のように流れている。滝を大げさだけど、まあ、斜面を流れている。ウツクシイ写真を撮るには、手前の枯れた立ち木をよけ、木道のフェンスから身を乗した方がウツクシイ写真が撮れると思った。身を乗り出す。
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写真はウツクシイ? 身を乗り出したからって、ウツクシイ写真が撮れたわけではないようです。

身を乗り出さないで撮ったキャナリー・スプリング(Canary Spring)全体。
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手前の枯れた立ち木も風情があって、ウツクシイ。
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キャナリー・スプリング(Canary Spring)で無料ツアー「ホット・スプリング・テラス散策(Hot Spring Terraces Walk)」は終わる。9時開始の90分ツアーはここで解散。丁度10時半である。

解散地点のキャナリー・スプリング(Canary Spring)は、マンモス・ホット・スプリングス(Mammoth Hot Springs)の石灰華段の最も高いところである。参加者は解散後、石灰華段を下りながら、各人流に散策して帰る。

このシリーズは「その3」で、楽勝で終わると思ったが、石灰華段を下りながら、各人流に散策したときの写真もある。「その4」をご覧ください。

ご覧くださって、ありがとうございました。

本日が幸せに満ちた1日でありますよう。
今日も笑顔で!

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